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はじめに                                                                    Introduction

 こんばんは!篶囀(えんてん/Enten)です。

 田舎道を車で走っていると、稲刈りの済んだ田圃が目立つようになってきました。
 9月の記録的な長雨の影響で遅れていた稲刈りがようやく進んできたようです。
 稲を刈った後の田圃のことを苅田(かりた)といい、秋の季語にもなっています。   
 まさしく、季節の移ろいを感じないわけにはいきません・・ね。
 

井月:今宵の一句                                                                                                        Seigetsu:A haiku for tonight

  照り返す紅葉気高き時雨かな
    Terikaesu momiji kedakaki shigure ka na

  時雨(しぐれ)ってどんな雨だろう?
  時雨は晩秋から初冬にかけて降ったりやんだりする雨です。

 私(篶囀)にとって「時雨れる」という言葉の印象は、あたかも「華やかだった祭りの賑わいが、ほんの一瞬で不気味なほどの静寂に変化する」・・そんなイメージがあって一抹の寂しさ(肌の感覚)を伴うため、これまであまり好きな言葉ではありませんでした。
 でも、この井月の句を知ってから認識が変わるとともに、イメージも変わってきました。
 

【篶囀の解釈】
  時雨は、空が一日中暗くて シトシトと雨が続く…
 というわけではアリマセン。
  あくまでも ”降ったり” ”やんだり” するのが時雨なんですね。

   「空模様が怪しくなってきたぞ。」
   「時雨れてきたなあ!」

  雲の切れ間から差した光は、雨に濡れた紅葉葉を照らします。
  その光を紅葉は鮮やかに照り返しているのです。
  冷たい雨に打たれてなお、凛と立つ姿が気高い!
  井月はそう描いて見せた一句なんですね。

 

【画像は生成AIを使用して作成しています】

句碑近景                                                                                             Close-up of the haiku monument

伊那市美篶の 吉祥寺 に建立されている句碑。

篶囀の思い描く『この句のイメージ』 
The “image of this haiku” envisioned by Enten

降ったり…

やんだり・・

さあっ! 行くか…
           【画像は生成AIを使用して作成しています】

旋律譜:紅葉気高き        
Melody score: Momiji Kedakaki

鼻歌で囀ってみたよ
♬ I tried humming a tune

あとがき                                                                                                    Afterword

 そうこうしているうちにも、秋の実りは着実に収穫へとつながり、各地で「収穫祭」が繰り広げられています。米はもとより野菜や果物、花卉や穀類ばかりでなく、中には手作りの品も販売されるなど多種品目の彩に包まれています。また、豚汁やかき氷といった無料のお楽しみも提供され、訪れる客の笑顔も溢れ、一層の賑わいとなっているようです。
  

 さて、いつもならここで次回の案内になりますが、今宵は趣を変えてみました。
 続けてご覧ください。

新しい仲間『すず』の紹介 
  Introducing a New Member: Suzu 

                                                                                                  

 というわけで、「すず」が新たに井月の旅の仲間に加わりました。
 どんな道中になるのか私・篶囀にも解りません。
 (私も含めて)次回以降を楽しみにしたいと思います。

 さて、次回の旋律譜は

    出来揃ふ

 です。

2026.10.01㈭

ABOUT ME
篶囀 Enten
昔は、還暦には赤いちゃんちゃんこを贈り長寿のお祝いをしていたようです。  さらに古希、喜寿、傘寿・・と長寿の御祝は続くのですが、平均寿命の延びが著しい現代では還暦の祝は「長寿」の祝でなく、「人生の節目」を祝う意味合いが濃くなっているようです。  我が家でも「60・70は鼻たれ小僧」とばかり、御祝の『お』の字もなく淡々と過ごしてきました。  私は還暦で第一の人生に区切りをつけ、『ご破算で願いましては・・』と第二の人生をスタート。(気持ちだけですが・・・)  第二の人生においても既に鼻たれ小僧を通過して今や「中学1年生」、思春期真っ只中です。  (o^―^o)ホホ   あれもやりたい、これもやりたいと、好奇心の塊で今は「井月」に熱中しています。