井月を囀(さえず)る Chirping a haiku by Seigetsu 上る魚あり稲の花 2026.08.16
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はじめに Introduction
暑いですねえ。本当に暑い。「茹だるような暑さ」と昔からよく言われてきましたが、今ほどこの言葉が身に染みる実態は過去にはなかったでしょうね。
だって、茹(う)だるという言葉は『鍋の中で食べ物がぐつぐつと煮られて柔らかくなる様』を表現しているわけで、昔はそれほど実感なくても使っていた比喩表現ですよね。
ところが今は、暑さや熱気(酷暑)で人間の体が参っていて、比喩表現でなく実際にぐったりしている状態(=深刻に身の危険を感じる言葉)に変わってしまいました。
まあでも、さすがに立秋も過ぎ、お盆も過ぎてようやく朝晩の暑さも峠を越えた感があります。
前置きが長くなりました。こんばんは篶囀です。
井月:今宵の一句 Seigetsu:A haiku for tonight
小流に上る魚あり稲の花
こながれに のぼるうおあり いねのはな
明治時代の川は、大小に拘わらず何処の川も清い流れが保たれていたことでしょう。
透き通った水の流れの中に魚が泳いでいるのを見ても、私(篶囀)なんか、『あっ、魚がいる!』と叫ぶのが関の山なんですが、さすがに井月は見る目(感覚)が違います。
句碑近景 Close-up of the haiku monument


竜東橋と三峰川橋のおよそ中間地点にあります。
篶囀の思い描く『この句のイメージ』
The “image of this haiku” envisioned by Enten


旋律譜:上る魚あり稲の花
(のぼるうおあり いねのはな)
Melody score: Noboru Uoari Ine no Hana

鼻歌で囀ってみたよ
♬ I tried humming a tune
あとがき Afterword
お盆を田舎で過ごした方、快適な「ひと時の息抜き」はできましたでしょうか?
普段仕事をしている環境下だと冷房が利いているでしょうから、暑さはさほど気にせずに毎日を過ごせますが、昨今の地球環境は異常ですから信州も北海道も「避暑地」に疑問符が付く状態で、田舎で過ごしたお盆が『くそ暑かった』と感じられた方はきっと多かったでしょうね。
(篶囀、このごろ暑さのせいか、言葉が悪くなってきました。 (^ー^* )フフ)
さて、次回の旋律譜は
落ち栗の座
です。
2026.08.16㈰

